春になるとその美しい姿を見せ始める蝶、明るく前向きなイメージを持たれることが多く様々なアートの分野で登場します。
当スタジオでも人気のデザインで男女問わず選ばれることの多いデザインです。
一方彼岸花は、お彼岸に咲く花として有名で、少し暗いイメージや怖いイメージを持たれることが多いです。
しかし、その独特な外見から彼岸花もアート界で用いられることの多い花の一つで、タトゥーアートとしても人気のデザインです。
人々が持つイメージで言えば対照的な2つですが、その2つが組み合わさることでどのような意味をもたらすのでしょうか。
今回はその意味や象徴性について幾つかご紹介していきます。
1. 転生と再生
彼岸花は日本の文化において、死者の魂が冥府から戻るとされる彼岸の時期に咲く花で、転生と再生の象徴です。
一方、蝶はその生涯の過程を通じて変身し、新たな生を迎えることから、再生と転生を象徴する動物です。
蝶と彼岸花の組み合わせは、死後の新たな始まりや魂の永遠の循環を表現します。
2. 希望と生命の脆さ
彼岸花は美しくも儚い花で、一般的に生命の短さや脆さを象徴します。
一方、蝶は生命の営みと美しさを表現する存在です。
この組み合わせは、生命の儚さと同時に希望と美を強調し、瞬間の美を楽しむことの大切さを伝えます。
3. 愛と情熱
彼岸花は一部の文化で恋愛や情熱を象徴する花として捉えられています。
蝶も愛と情熱の象徴とされ、恋愛や愛情に関連したタトゥーとして選ばれることがあります。
蝶と彼岸花の組み合わせは、情熱的な愛の表現として解釈されます。
4. 陰陽とバランス
彼岸花は、陰陽の要素を象徴することがあり、その赤と白の花弁は対照的な要素を表現しています。
一方、蝶も陰陽やバランスを示すことがあり、両者の組み合わせは対照的な力やバランスを強調します。
これは、対立する要素が共存する必要性を象徴し、バランスを取るための努力を示すことがあります。
5. 美と芸術性
蝶と彼岸花は共に美的価値が高く、芸術的なデザイン要素としてタトゥーに選ばれます。
彩り豊かで美しいデザインは、アートとしての表現を強調し、個人の美的感覚を反映することがあります。
蝶と彼岸花の組み合わせのタトゥーは、個人の価値観、信念、そして経験に応じて異なる意味を持つことがあります。
このタトゥーは、生命と死、美と儚さ、愛と情熱、陰陽とバランスなど、豊かな象徴性を通じて多くのメッセージを伝えることができます。
彼岸花や蝶は自然豊かな場所で見かけることができ、東京都内でも新宿御苑や原宿付近の代々木公園などでみることができます。
気になった方は是非一度行ってみてください。
新宿・原宿のタトゥースタジオ A-tattooでは、カウンセリングのみのご予約も可能なので是非ご相談ください。