私たち人間は昔から言語を使いコミュニケーションをとってきましたが、
言葉以外にも「目」はコミュニケーションにおいて重要な役割を果たします。
目は口ほどに物を言う、という言葉がありますが、それほどに目には自身の考えや感情が溢れ出ることがあるのです。
人間関係を構築するにあたって、アイコンタクトを取るという行動は相手に信頼感や誠実性を示すとともに、自己表現をする手段とも言えるでしょう。
それほど重要な役割を担っている「目」ですが、そんな目をデザインとして用いることにはどんな意味があるのでしょうか。
まずは洞察と啓示の意味について
目は通常、知識、洞察、直感の象徴とされます。目のデザインは個人が内なる自己を理解し、精神的な洞察を獲得する過程を示すものと見なされることがあります。このデザインは、個人の霊的な旅を象徴する場合があります。
次に保護と幸運について
目のデザインは、一部の文化で悪い運勢や邪悪な力から身を守るために使用されます。
これは、目が守り神や幸運の象徴として見なされることがあるためです。特に中東の地域では、目の形を模したアミュレットやタリスマンが広く使用されていて、目に対して他の文化とは異なる価値観を持っていることがわかります。
日本でもそういった民族的なデザインをしたグッズを販売しているショップを見かけることがたまにあります。
特に東京都内では古着などのショップの多い原宿や下北沢、多様な文化が混同している新宿や渋谷などで見られます。
また、文化的視点において一部文化では、目のデザインは民族や部族のアイデンティティの一部として使用されることもあるそうです。特定のパターンやデザインは、特定の地域や民族の起源や歴史を表現するものとして機能します。例えば、アフリカの部族やインディアンの文化で目のデザインが見られます。
最後に宗教的象徴性について
特定の宗教において、目のデザインは神聖な象徴として使用されることがあります。
たとえば、キリスト教やイスラム教のアートや建築に目のモチーフが取り入れられ、神の見守りや神聖さを表現するために用いられます。
また、目のデザインは、個人の「運命や導き」を示す象徴として捉えられることもあります。
人々はこのデザインを身につけることで、自身の人生の方向性や目的を明確にするそうです。
これまで一部の文化や宗教での目の意味について説明してきましたが、
一般的にも目のデザインは使われることが多々あるかと思います。
ファッションの分野では、アクセントとして服の柄に目のデザインを取り入れたり、アクセサリーのデザインにもポイントで用いられることもあるかと思います。
そういったデザインを選ぶことで自信を表現したり個性的な部分を外側に見せることができます。
またアートの世界でも、目は独特な世界観を表現するのに使われるなど、案外身近に目のデザインは存在するのです。
このようにファッションやアートの世界では自己の表現の手段として、文化や宗教などスピリチュアル的分野では、保護や知識、洞察力など様々な意味が込められていることがわかりました。
個性的で周りとデザインがあまり被ることのない目のデザインは、タトゥーでも人気のデザインとして選ばれることがあるためおすすめです。
新宿・原宿のタトゥースタジオ A-tattooでは、カウンセリングのみのご予約も可能なので是非ご相談ください。