タトゥーのデザインは無限に多様であり、日々アーティストや顧客のアイディアによって常に新しいものが生み出されています。
特に東京では異文化交流が多いためか、新宿や原宿などを中心に街からインスピレーションを受けることも多いです。
今回の写真のように模様をデザインにしたものは特に多種多様です。
花のように見えるデザインでもそれに込められた想いによって意味もデザインの見え方も変わることでしょう。
今回はそんな多種多様なタトゥーを大体の分類に分け、
それぞれどんな特徴があるのかを説明していきたいと思います。
1.ブラック&グレー (Black and Gray)
黒と灰色のインクを主に使用したスタイル。シャドウと陰影を活用してデザインされ
リアリズムやトライバルタトゥーにも関連しています。
2.オールドスクール (Old School)
伝統的なタトゥーのスタイルで、鮮やかなカラーと厚い輪郭線が特徴。
アンカーやハートなどの古典的なデザインがよく見られます。
3.ニュースクール (New School)
オールドスクールの要素を取り入れつつ、より現代的でカートゥーン風のデザインが特徴。
色鮮やかでポップな要素が多いため、可愛らしいデザインが好きな方におすすめのスタイルです。
4.リアリズム (Realism)
現実の写真やイメージに忠実に再現されたスタイル。
肖像画や自然の景色など思い出の情景を残すための手法として人気です。
5.ジオメトリック (Geometric)
幾何学的な図形やパターンを基にしたデザイン。
直線や角、円などが使われ、抽象的な美しさで人気を博しています。
6.ウォーターカラー (Watercolor)
水彩画のような柔らかいカラーとぼかしを特徴とするスタイル。
流れのあるような柔軟性の高いデザインに使われることが多いです
7.トライバル (Tribal)
原始的な民族のデザインにインスパイアされたスタイル。
一般的には単色(主に黒インク)を使い、幾何学的な模様が多い。
体のラインに沿ってデザインされその部位をより強調させる効果があります。
8.バイオメカニカル (Biomechanical)
人体と機械の融合を表現したスタイル。身体の一部が機械のように見えるデザインが特徴。
9.和彫り (Irezumi)
日本の伝統的なタトゥー。大胆なカラーと複雑な模様が含まれ、ドラゴンや鯉、花などがよく見られる。
近年は男性だけでなく女性にも好まれるデザインとして国内外で人気のデザインとなっています。
10. ネオトラディショナル (Neo-Traditional)
伝統的な要素を取り入れつつ、より現代的なスタイルでデザインされたタトゥー。
リアルなデザインにアート的な要素が追加され、抽象的かつ繊細なデザインを表現する際に用いられることがあります。
担当するアーティストや顧客の要望により多少誤差は出ますが、
種類ごとに分けようとするとこのような形でいくつかのスタイルに分けることができます。
今回紹介したものを参考に、自分のやりたいデザインがある場合は、
そのデザインを活かすにはどのスタイルが合うのかを考えたり
まだ完全にデザインが決まってない場合は、自分の好きなスタイルはどんなものなのかを最初に調べてみると、いいかもしれません。
細かい分類を知ることでよりタトゥーに対して興味が湧き、自分だけの最高なデザインが出来上がると思います。
新宿・原宿のタトゥースタジオ A-tattooでは、カウンセリングのみのご予約も可能なので是非ご相談ください。