女性と蛇と般若
今回は女性と蛇と般若のデザインが組み合わさったデザインです。
蛇の入ったタトゥーは男女ともに好まれるデザインです。
般若は鬼女の面です。額には作り眉が描かれていて、ひそめた眉の下にある目は金色で、瞳孔の部分のみ穴が開いていて、口はがっと開かれて金具をはめた上下の歯と二対の牙があらわになっています。
特徴としては、上半分が眉根を寄せた悲しげな表情なのに対して、下半分では大きく開かれた口が激しい怒りを表しています。
これは怒りと悲しみを抱えた、鬼女の心の二面性を表現してあると言われています。
蛇は「知恵」「再生」「悪」「変化」「永遠の命」「誘惑」といった、多岐にわたる懸念を象徴しています。
また蛇は古くから神の使いとして信仰されてきました。古代インドで蛇は七福神の1人である弁財天の使いとされ、なかでも白蛇は、弁財天の化身として豊かさをもたらす高貴で神聖な存在として、扱われてきました。
古い皮を脱いで新たな姿に生まれ変わる姿は、再生や永遠を思わせ、強力なイメージとして捉えられています。
美しい女性と首に巻きつく蛇、そして般若の組み合わせは異質な組み合わせですが、魅力的なデザインです。
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タトゥースタジオA-tattoo