今回のタトゥーは、蝶と蛇を組み合わせたデザイン。
幼虫から蛹、そして美しい蝶へ変貌を遂げる姿は「変容」という意味を持つことが多く、
幼虫の頃には決して叶うはずのない宙を舞う姿は「自由」を象徴することのある蝶のデザイン。
一方蛇は、一部の文化や宗教などで神聖な生き物として知られています。
脱皮を繰り返し成長していく姿は蝶と同じく「変容」という意味を持つこともあり、他には「再生」という意味を持つこともしばしば。
蛇革製品や蛇の抜け殻は縁起のいいものとして、人々に知られています。
そんな様々な意味を持つ二種が組み合わさったこのデザインはどのような意味が込められることがあるのでしょうか。
今回はその意味や象徴性などをご紹介します。
1.蛇の象徴
冒頭でも説明しましたが改めてそれぞれの持つ意味や象徴性をご紹介します。
蛇は多くの文化でさまざまな象徴を持っており、
主に、蛇は変容や再生、知恵、知識、潜在能力、誘惑、危険、力などを象徴します。
タトゥーに蛇を含めることは、個人の内なる成長や変化、または知識を追求する意向を表現することができます。
2.蝶の象徴
蝶は美しさ、変容、再生、自由、幸福、軽やかさ、希望などの象徴です。
蝶は卵から幼虫、さなぎ、成虫への変態を経て美しい蝶になる過程を表現し、新たな始まりや変化への期待を示すことができます。
そのため、蝶はしばしばポジティブな変化や成長の象徴として捉えられます。
3.蛇と蝶の組み合わせの意味
蛇と蝶の組み合わせは、対照的な要素を結びつけて、異なる意味を持たせることができます。
この組み合わせは以下のような意味を持つことがあります。
- 変化と調和
蛇と蝶の組み合わせは、対照的な要素を調和させることを象徴します。
蛇は変化を表し、蝶は美しい成長を示します。
このタトゥーは、個人が変化や困難に立ち向かう際に、内なる調和を保つことの重要性を強調するかもしれません。
- 再生と新たな始まり
蝶は再生を象徴し、蛇は変容を示します。
このタトゥーは、過去の困難や試練を乗り越え、新たな人生の段階に入る決意を表現するかもしれません。
- 対立の調和
蛇と蝶は対立する要素を表していますが、この組み合わせはそれらの対立を調和させることを意味するかもしれません。
個人の内面における対立や矛盾に向き合い、調和を見つけるためのシンボルとして解釈されることがあります。
- 知識と変化
蛇は知識を象徴し、蝶は変化を示します。
このタトゥーは知識を追求し、それを用いて内なる変化をもたらすことの意図を表すかもしれません。
- 生命と死
蛇はしばしば死を象徴し、蝶は再生と新たな生命を象徴します。
このタトゥーは、生命と死の連続性、そして死から新たな生命が生まれるというサイクルを表現するかもしれません。
今回は、蝶と蛇の組み合わせのタトゥーが持つことのある意味や象徴性をご紹介してきましたがいかがでしたか。
対照的に思われる二つのデザインには意外な共通点もありました。
また、デザイン通りの対照的な面を生かした意味など、色々知ることができたかと思います。
今回のように、タトゥーは対照的なデザインも一つのアートにすることができます。
蝶や蛇以外にも、タトゥーアートには様々な人気デザインがあり、
特に、個性的な方や流行りに敏感な方が多い新宿・渋谷・原宿のある東京では、
日々新しいデザインが生まれ続けています。
新宿・原宿のタトゥースタジオ A-tattooではこのようなデザインも含め、オールジャンルに対応しています。
個性的なデザインが好きな方、周りと被りたくない方は、是非一度ご相談にいらしてください。