皆さんは虹をみると何を思い浮かべますか。
一般的に赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍、紫の七つの色から成り立っている虹、
これらの色は、太陽光が水滴によって屈折・分散されることによって生じます。
雨上がりに見ることの多い虹は、見る人を魅了し、
雨雲のように濁った気持ちも、たちまち晴れ空に変わっていくことでしょう。
そんな虹ですが、最近は「レインボーフラッグ」というもので見かけることが多いのではないでしょうか?
主に東京を中心に主要都市でレインボーフラッグを用いたイベントが開催されることがあります。
東京だと外国人観光客や若い方が多い新宿や渋谷・個性的な街の原宿などで見かけることが度々あります。
知らない人のために説明すると、レインボーフラッグとは、LGBTQ+コミュニティにおける象徴的な旗であり、多くの意味を持っています。性的指向や性同一性に関する多様性と誇りを表現し、平等と包摂を促進するために使用されることの多い旗です。
このように虹にはカラフルな色合いから「多様性」や「自由」などを思い浮かべることの多いものかと思います。
ですが、他にも虹に込められた意味はたくさん存在します。
その一つとしてまずは希望と約束があります。
虹は多くの文化や宗教において、「希望や約束」の象徴とされています。
例えば、キリスト教の聖書では、虹は神が洪水をもう二度と起こさないという約束を示すものとされています。
また虹が現れることで、未来に希望があることを示唆します。
次に、虹は異なる色が一つに結びついてできるものであることから、「調和と統一」の象徴とも言われています。
色としての多様性が統一された美しさを生み出すことから、人々や異なる要素が調和して一つになることを表現します。
また、個人の「自己表現」や「個性を強調」するという意味もあります。
虹色を使ったタトゥーなどは、自分自身に誇りをもち、真のある人間であると証明することができます。
三つ目は変容と成長です。
虹は雨と太陽の組み合わせから生まれるものであり、自然界の変化や成長のサイクルを表現しています。
この観点から見ると、虹は個人の変容や成長、新しい始まりへのシンボルとされ、過去の経験から学び、前進する力を表すことがあります。
四つ目は精神的な支えの役割がある点です。
虹の色は異なる波長を持ち、それぞれ異なるエネルギーを表現します。
スピリチュアルな考えでは、これらの色は身体や精神に影響を与え、ヒーリングやバランスを促進するために使用されることがあります。例えば、赤は「エネルギーと情熱」を、青は「平和と平静」を象徴するとされています。
最後に奇跡の象徴という観点です。
虹はしばしば神秘的な要素や魔法的な出来事と関連づけられることが多いです。
虹が現れる瞬間は特別で、通常の現実を超越したものと見なされ、神秘的な体験や「奇跡」の象徴とされることがあります。
虹一つでもこのように様々な意味が込められており、人々の精神的な部分に大きな影響力を持ちます。
曇った気持ちを晴らすこともあれば、自身に誇りを持たせ自己肯定感を高める役割を果たすこともできます。
神秘的であまり見かけることのない虹だからこそ、その希少性に人々の感情は突き動かされるのではないでしょうか。
この写真のように、虹色だけをタトゥーにするのも良いと思いますし、感銘を受けた出来事や言葉に虹を掛け合わせてみても良いかもしれません。
新宿・原宿のタトゥースタジオ A-tattooでは、カウンセリングのみのご予約も可能なので是非ご相談ください。