レタリングタトゥーは、絵柄を入れるタトゥーとは全く異なり、文字のみに焦点を当てたスタイル残すタトゥーです。
レタリングタトゥーはその人により入れる文字やフォントが異なり、またその文字に込められる意味合いも変わります。
その文字が持つ力強さや美しさは、多くの人々に魅力的に映り
肌に刻まれたその文字は、その人の人生を表すのに相応しい言葉となることでしょう。
レタリングタトゥーは最近できたものではなく、その歴史を辿ると古代文明から始まります。
エジプトや古代ギリシャでは、文字や言葉をタトゥーとして身に纏うことが既にありました。
しかし、近代のレタリングタトゥーの発展は、19世紀のアメリカでのタトゥーカルチャーの影響が深く関わっていると言われており、その後、20世紀に有名なタトゥーアーティストたちが文字を用いたデザインを提案し、これが現代のレタリングタトゥーの基礎となりました。
レタリングタトゥーにはさまざまなスタイルがあります。
一つ目はオールドスクールのレタリング
太い線や鮮やかな色彩が特徴で、伝統的なアメリカンスタイルのタトゥーです。
古典的なフォントと共に、ハートやアンカーなどのデザインが組み合わさることがよくあります。
次にニュースクールのレタリング
より現代的でアーティスティックなタトゥーです。
文字自体がアートとしてデザインされ、フォントやカラーパレットに独自性が見られます。
最後にカスタムレタリング
タトゥーアーティストがクライアントの要望に合わせて独自の文字デザインを制作するスタイルです。
このスタイルでは、クライアントのストーリーや感情をタトゥーに反映させることができるため、想いを込めたデザインにしたい人におすすめです。
レタリングタトゥーの種類を説明しましたが、良いレタリングタトゥーのデザインを考える際に考慮すべき要素がいくつかあります。
1. 選ぶ文字は非常に重要です。意味のある言葉や名前、特別な日付などが一般的です。外国語を選ばれる場合はその言葉の意味やスペルが正しいものか必ず確認しましょう。
2. タトゥーの場所やサイズもとても重要です。場所によって見えやすい、見えにくいがあります。
また、文字数によってサイズ感も考慮する方がバランスの取れたデザインになるかとおもいます。
3. カラートフォントです。一般的なレタリングタトゥーはモノクロのデザインですがカラーをつけることによってより色鮮やかにそのタトゥーを目立たせることができるはずです。
また、言葉の意味合いや自分の好みに合わせてフォントもこだわった方がより思い入れのあるレタリングタトゥーになるかと思います。
レタリングタトゥーについて解説しましたがいかがでしたか?
レタリングタトゥーは、言葉とアートの美しい融合です。
その歴史、スタイル、デザインの考え方を理解することで、自分自身や他の人に特別な想いを伝える良いものになることでしょう。
まだまだタトゥーに対する偏見が多いですが、レタリングタトゥーは比較的入れやすいデザインで、
当スタジオをはじめ、東京都内の新宿・渋谷・原宿などにあるタトゥースタジオでは若い方も多いためか、男女問わず人気のデザインの一つといえます。
ファーストタトゥーのデザインで迷われている方はレタリングタトゥーも候補にしてみてはいかがでしょうか。
新宿・原宿のタトゥースタジオ A-tattooでは、カウンセリングのみのご予約も可能なので是非ご相談ください。